はじめましょう

アドレッサブル フルカラー LED ピクセルは、素晴らしい可能性をひらきました。私たちはそれを使いこなすための技術と知識の両方に、オープンにアクセスできる時代に生きています。時に、アクセスできるハウツー、DIY、ガイド、リスト等の量が多すぎ、どこから始めれば良いのかわからないことがあります。 

この項は、ビデオをコンピューター画面からLEDピクセルへ送るまでの方法について、深く網羅したガイドを作ることを目的としています。

このガイドは2つのパートでできており、それぞれ異なるオーディエンスを想定しています。1つ目のパート、 "DIYラボ" はDIYがお好きなユーザーの皆さんに向けて書かれています。このフィールドへ足を踏み入れ、コーディングや、電気、ネットワークについて少し勉強したい方は、ぜひお読みください! 

2つ目のパート、"オフザシェルフ  ラボ"は、コーディングはせず、最低限の電子工学知識のみですぐに使える技術を基に書かれています。

これは、 "DIY 対 オフザシェルフ" のディベートではありません。あなたが方向性を見極めていただくために、両方について詳しく述べたものです。どちらを実行しても、同じ結果を得られます。あるものは時間余計にかかり、お金が余計にかかり、あるものは没頭する必要があるでしょう。

ハードウェア & ソフトウェア

どちらのラボでも、次のハードウェアおよびソフトウェアを使用します:

LED マトリックス

どちらのシステムでも、手軽な ピクセルのマトリックスを使用します。

マトリックスは、SK9822 5050 RGBピクセルを使用し、14 x 14 並べたものです。 リジッドPCBを採用し、パワートレースもよくレイアウトされています。

また、ラージスケールのシステムへの電源供給に対応するため、独立の電源および接地コネクターを備えています。パネル内のピクセルは、2枚目の画像のグリーンのラインでわかるように、ジグザグパターンで接続されています。これは、ピクセルがお互い、物理的にどのように接続されているかを表しています。

アドレッサブルピクセルがどのように働くか、また利点や欠点について、詳しくはこちらでご覧ください。

ソフトウェア

全てのデモで、Resolume Arena 6 を使用します。こちらで ワークフローの様々な手順について詳しくご覧ください。

パワーサプライ

このマトリックスをフルパワーで駆動するには最大11.7A (5x11.7=58W)が必要で、そのため手近にある パワーサプライを使用します。

このモデルは私たちのデモには高性能すぎますが、非常に品質の良い、アクティブクーリング内蔵のローノイズ切り替えパワーサプライです。

詳しくは パワーサプライの選択およびピクセルへの安全な電力供給をご覧ください。

DIYラボ

オープンソースのハードウェアおよびソフトウェアを使用して、"Pixel Driver(ピクセルドライバー)"を構築することに焦点を当てましょう。

ESP32 マイクロコントローラーでArduinoプラットフォームを使用して、私たち独自のソフトウェアを書くことについて掘り下げたいと思います。 ESP32はフル機能のWIFI およびBTが有効なマイクロです。とてもパワフルなのに安く、10ドルで素晴らしい機能を搭載しています。

 DIYラボで詳細をご覧ください。

オフザシェルフ ラボ

このラボでは、プログラミングが不要で、電子工学についてほとんど知らなくても「すぐに使える(OFF THE SHELF)」ソリューションに焦点を当てます。ということで、PixLite MK2ライティングコントローラーを使用します。

比較的安価で、機能も充実した機器で、ほとんどの小規模〜中規模スケールのインスタレーションで有効です。 

具体的に言うと、Advatek Lighting Australiaの素晴らしいクルーから提供された PixLite 4 MkII を使用します。

オフザシェルフ ラボ へ飛びましょう。

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